2004-06-09 第159回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
○佐藤(英)政府参考人 確かに、私どもも、この実態が報告されましたときには驚きを禁じ得ませんでした。そこで、御指摘のように、我々としても、なぜかということについて厳格に調査すべしということで、さらに調査を進めて、今日に至っているということでございます。 その結果、今申し上げた理由によって、例えば警視庁でありますと、旅行命令簿が押しなべて誤廃棄をされていたということ、その理由は今説明申し上げたとおりでありまして
○佐藤(英)政府参考人 確かに、私どもも、この実態が報告されましたときには驚きを禁じ得ませんでした。そこで、御指摘のように、我々としても、なぜかということについて厳格に調査すべしということで、さらに調査を進めて、今日に至っているということでございます。 その結果、今申し上げた理由によって、例えば警視庁でありますと、旅行命令簿が押しなべて誤廃棄をされていたということ、その理由は今説明申し上げたとおりでありまして
○佐藤(英)政府参考人 御指摘のように、公用の文書が廃棄をされてしまったということについては、まことに遺憾であることはたびたび表明をさせていただいたとおりでございます。 しかしながら、その理由につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、確かに外部からごらんになったときには不可思議に感ずるところがあろうかと思いますけれども、しかし、一つ一つ調べていった場合には、大きく分けて三つの先ほど申し上げた
○佐藤(英)政府参考人 ただいまお尋ねの件につきましては、大臣より御答弁申し上げたとおりでございます。 今回明らかになりましたことは、やはり、我々警察の文書の管理の現状、これが厳格さを欠いていたということでありますし、いま一つは、不用文書ないしは保存期間の徒過した文書、これの廃棄についてのシステム、手続というものがあいまいであったというようなことも明らかとなりました。したがいまして、これらを改善すべく
○佐藤政府参考人 もう御案内かと存じますけれども、それぞれの県で調査をしている過程でもなかなか、関係者の人数も多いことですし、書類の問題もございまして、思いのほか時間がかかっているということがございます。したがって、できる限り迅速にこれをやり遂げてほしいと思いますし、私どももそれを督励しておりますけれども、この時間がいつまでということについてはなかなか申し上げにくい状況にございます。 ただ、それでは
○佐藤政府参考人 まず、予算執行検討委員会の性格についてでございますけれども、これまでの本日のこの委員会における議論の経過は、私、ちょっとつまびらかでございませんので、重複があったらば御容赦いただきたいと思いますけれども、私の記憶では、二月の十日、北海道の監査委員会の報告がなされまして、その中で、疑念が残るという御指摘がございました。我々はこの指摘を大変深刻に受けとめたのであります。 同日であったかと
○佐藤政府参考人 ただいま先生御指摘のとおり、平成十一年から十二年にかけまして警察にかかわるいろいろな問題が発生をいたしました。そして、その過程で、私どもは未曾有と言ってよろしいそういう国民の批判を受けまして、その批判の内容は種々ございましたけれども、一つには、警察の閉鎖的な姿勢、体質、あるいは国民の批判を受けにくい、意見を受けにくい、そういう体質、そしてまた、時代の変化、要請に機敏に対応できなかった
○政府参考人(佐藤英彦君) 繰り返して恐縮でございますけれども、ただいま申し上げましたように、もろもろの調査を総合勘案し、そしてまた将来に向けてのことも含めて、捜査協力者との信頼関係について検討を加えた上で判断されるべきものと承知しております。
○政府参考人(佐藤英彦君) ただいま申し上げましたように、もろもろの調査を遂げまして、総合勘案をいたしまして、捜査協力者との信頼関係等についての検討も加えた上、判断されるべきものと承知しております。
○政府参考人(佐藤英彦君) お尋ねの北海道旭川中央警察署の捜査用報償費をめぐる不適正事案に関しまして、現在北海道警におきましては、当時の捜査員と関係者からの事情聴取あるいは住民監査請求に係る資料の印影及び筆跡の照合検査等を行い、不適正な予算執行が行われていたとの判断を示してまいりましたが、今後は事情聴取内容の突き合わせや、正規の手続を経ないで支出された捜査用報償費の具体的な流れと使途、会計書類の作成
○政府委員(佐藤英彦君) ただいま大臣から違反の状況につきまして概略の御説明がございましたが、引き続きまして、取り締まり状況につきまして御報告いたします。 選挙期日後九十日現在で集計しました数値はお手元の資料の表のとおりでございます。総数は、今、大臣からお話がございました。 罪種別の検挙状況でございますけれども、買収百三十五件、三百六十二人、自由妨害三十一件、三十四人、戸別訪問二十件、三十五人、
○佐藤(英)政府委員 ただいま大臣から、違反行為の取り締まりにつきましても概略の御説明がございましたが、細部につきまして御報告をいたします。 期日後九十日、十月十日現在でございますが、その現在で集計しました数は、お手元に資料としてお配りしてありますとおりでございます。 検挙状況は、総数で二百三十三件、五百二十六 人でありました。平成七年に施行されました前回選挙における同時期の数三百四十六件、四百八十一人
○佐藤(英)政府委員 まず最初に、私どもは、捜査力をどこに集中すべきかという観点から、重要犯罪、重要窃盗犯という範疇を設けております。 その重要犯罪というのは、殺人、強盗、放火、強姦、強制わいせつ、略取・誘拐を総称いたしまして重要犯罪と申しております。これが、この十年間おおむね横ばいでございますけれども、平成四年ぐらいから一万件台に上りまして、昨年は一万二千件強発生をいたしております。その検挙率はおおむね
○佐藤(英)政府委員 確かに、当初食中毒ということで警察が認知をいたしまして、その後毒物事件ではないかということで鑑定をいたしまして、青酸が予備試験で検出をされたということで、しかる後に、後日砒素が検出されたということから、その現象だけ見ますと、いかにも初動において紆余曲折があったかのように思われるかもしれませんけれども、決してそのようなことはございませんで、過去の毒物事件におきましても、発覚をするまでに
○佐藤(英)政府委員 今もお尋ねの中にございましたけれども、多数の毒物事件等として報道がされておりますうちで、いわゆる毒物であろうないしはそれに近い有害物質であろうと思われる事件は二十五件でございます。したがいまして、その事件について申し上げてまいりたいと思います。 昨日までに当庁に報告がありましたものについて見ますと、いわゆる青酸でありますとか砒素でありますとか、まさに毒物である、そういう事件につきましては
○政府委員(佐藤英彦君) 本年七月二十五日に発生いたしました和歌山の事件以降、全国的に毒物などの混入された事案が相次いで報道されておりますけれども、これらの中には粉石けんや中性洗剤が入れられたもの、食中毒であったもの、実際には異物が何も入っていなかったものなどがかなりの数ございます。 そこで、これらを除きまして昨日までに警察庁に報告のあったもので青酸等の毒物や農薬等の有害物質が混入されていた事件について
○政府委員(佐藤英彦君) なお、警察といたしまして捕捉をいたしておることを三点ばかり申し上げてみたいと存じますが、まず一点でありますけれども、けん銃の問題であります。 暴力団のけん銃摘発は最近大変困難になっておりますけれども、その理由の一つといたしまして、従前は彼らは武器庫というものを持っておりました。事務所あるいは自分の情婦の家あるいは自分のかねての信頼した部下であった者、こういうところを武器庫
○政府委員(佐藤英彦君) まず暴力団の現状でございますけれども、昨年末現在で構成員が四万四千七百人、準構成員等を含めまして現在八万一千人を警察としては把握しております。 これらの暴力団によります犯罪でありますけれども、今御指摘のように薬物、賭博あるいは企業を対象とした恐喝事件が主流でありまして、これはかねてから彼らの資金源でございますけれども、最近は、法務大臣からも今御答弁がございましたように、競売入札妨害等
○佐藤(英)政府委員 昨日のいわゆる松本サリン事件に関しますところの河野さん問題に関するお尋ねについて、私どもの答弁が不十分であったことについて大変恐縮に存じております。 まず、冒頭に申し上げておきたいと存じますけれども、私ども警察の捜査は、組織的に推進されるものでございますけれども、多くの捜査員が携わるそういう捜査でございます。したがって、しょせん人の行う活動であり、そこに一点の誤りも生じないということがあろうはずはないというぐあいに
○政府委員(佐藤英彦君) 警察といたしましては、従前より刑事事件として取り上げるべきものがございますれば法と証拠に照らして適切に対処してまいったところであります。この姿勢は今後とも変わるものではございません。
○政府委員(佐藤英彦君) 最近のコンピューター犯罪は大変複雑になってまいっておりますので、警察庁におきましてコンピューターの専門家でチームをつくっております。そのチームが県警察の応援を求められた場合に出動する、そして支援をするということであります。コンピューター犯罪捜査支援プロジェクトと銘打ちまして、そういう組織をつくっております。 それから、都道府県警察自身におきましては、コンピューターの技術は
○政府委員(佐藤英彦君) まず最初に、来日外国人の犯罪状況でありますけれども、先ほど委員の方から平成八年の検挙の状況の御紹介がございましたけれども、昨年の数字がまとまりまして、それによりますと、平成九年中、刑法犯の検挙状況は二万一千六百七十件ということで、さらに二千件強前年よりふえております。 その特徴的な傾向として幾つかございますので順次申し上げますと、まず香港の三合会などの中国人の犯罪組織による
○政府委員(佐藤英彦君) 今御指摘のような犯罪情勢にございます。御質問の中にありました香港の組織は三合会というぐあいに呼んでおりまして、日本の暴力団と同じような組織でございます。そして、今御指摘のように凶悪犯がその中でも大変深刻な状態になっております。あわせて窃盗でございますけれども、従前の日本の窃盗というのは御承知のような窃盗でありまして、現在三合会等が日本にやってまいりまして、そこで不法滞在をしている
○佐藤(英)政府委員 オウム真理教関係被疑者につきましては、百八名を指名手配するなどいたしまして、延べ六百二十名余を逮捕いたしました。 同教団に係る組織犯罪の全容の解明に努めてまいったわけでありますけれども、平田信ほか、三名の指名手配被疑者が未検挙でございます。 平田信につきましては、警察庁指定特別手配被疑者に指定いたしまして、警察の総力を挙げて現在鋭意追跡捜査を推進中でありますが、東京、中部地方
○政府委員(佐藤英彦君) 警察といたしましても、お尋ねのような事案があることを承知いたしておりまして、刑罰法令に触れる行為がありますれば、適切に対処していく所存でございます。
○政府委員(佐藤英彦君) 実は、この収賄事件のもとになりました今お尋ねの大和証券に係ります、大和証券の国立支店長に係ります詐欺、横領事件でございますけれども、この事件の端緒は、大和証券の会社の中におきまして風評に基づいて社内調査が開始されたというのが最初の動きであります。それで、会社といたしましては、チームをつくって調査をしていく過程で、どうも心配だということで、警視庁の方に相談に行きたいと、そしてその
○政府委員(佐藤英彦君) 今もろもろの捜査事項にかかわる情報、資料についてのお尋ねをいただきましたけれども、一般論にならざるを得ないのでありますけれども、やはり捜査の手順といいますか、捜査過程によりまして管理の仕方は異なってこようかと思います。 すなわち、捜査の端緒をとります、端緒にかかわります。そういう情報の収集と管理、そして報告をされました捜査情報、資料についての着手までの管理、そしてそれらに
○政府委員(佐藤英彦君) お尋ねのことにつきましては、警視庁の警察官が、刑事部捜査第二課に勤務中の平成五年二月から八月ごろにかけまして捜査に携わった大和証券株式会社国立支店長らによる詐欺、業務上横領事件の捜査を通じて面識を得ました同社の総務部付次長らから、平成五年の四月から同九年二月ころまでの間に都内飲食店において代金約六十万円相当の遊興飲食の接待を受け、平成五年七月ごろ、五十万円相当の旅行券を受け
○佐藤(英)政府委員 本件が発覚しなかった原因でありますとか、あるいは本件の原因動機という問題は相互に関連をいたしておりまして、御承知のように現在捜査中でございますので、明確に申し上げることはできないところではございますけれども、本件の原因となりましたいわゆる大和証券の詐欺横領事件の経緯から判明している事項等について申し述べてみたいと存じます。 この大和証券の事件の端緒は、実は、今回逮捕されました
○政府委員(佐藤英彦君) 今お尋ねのように、八月二十八日でございますけれども、神戸市内のホテルで、山口組のナンバーツーに当たります若頭という役職にあります宅見組の組長が射殺をされました。それを受けまして、山口組におきましては九月三日に中野会の会長を絶縁処分いたしております。それを契機といたしまして、御指摘の対立抗争事件が発生をいたしております。 現在までのところ、三十二件発生をいたしておりまして、
○佐藤(英)政府委員 既に御案内のことと存じますけれども、この事務所の使用制限と申しますのは、そこに、一定の家屋におきまして、居住の用ないしは事務の用務に使用しているということで、現在の法体系のもとにおきましては、極めて重要な権利というぐあいに考えられているその権利の制限でございます。 したがいまして、本法におきましても、改正していただきました規定によりましても、一つの指定暴力団員の集団の相互間に
○佐藤(英)政府委員 今御指摘のように、先般の国会におきまして暴対法一部改正をしていただきまして、十五条、暴力団組事務所の対立抗争時における使用制限に関する規定を改めていただきました。したがって、私どもとしては、このせっかく改めていただきました規定を有効に適用すべく、現在、鋭意検討中でございます。
○佐藤(英)政府委員 二本とも大変難しいお尋ねでございますけれども、ただ、これまで、委員御承知のように、総会屋につきましては、取り締まりのほかに、総会屋に対して利益を供与する企業側に対していろいろな指導を行ってきたというぐあいなことから、徐々に総会屋の人数は減ってきております。 現在のところ、今おっしゃったように千人程度ということでありますけれども、例えば暴力団員である総会屋の数も減ってきておりますし
○政府委員(佐藤英彦君) 御指摘のように、警察といたしましても、この種事案の根源は、総会屋、さらにはその背後にある暴力団側に根源的問題があるというぐあいに考えて、かねてより取り締まりをし、検挙をしてまいりました。 しかし、十五年前、商法の改正によりましてその種の集団に対する株主権の行使に関し利益を供与することが犯罪と規定をされたわけであります。そして、そのとき以降、私どもとしては企業に対し、彼ら不法集団
○佐藤(英)政府委員 お尋ねの事件につきましては、本年の十月十日午後六時ごろ、都内小金井市内に居住いたします弁護士さんの奥様が、自宅玄関先におきまして胸腹部を刺され、殺害された事件でございます。 警視庁におきましては、直ちに捜査本部を設置いたしまして、聞き込み捜査、あるいは被害者及び被害者の夫をめぐるトラブルの有無等について捜査をしました結果、無職の男性が浮上いたしまして、十月十七日殺人罪で通常逮捕
○佐藤(英)政府委員 企業に対する保護についてのお尋ねでございますけれども、私どもは、企業の方から警察の保護を要するということで要請がありました場合には、その相談に応じておりまして、現在、各会社について申し上げますと、三百六十名について保護活動を実施中でございます。
○佐藤(英)政府委員 今お尋ねの事件につきましては、富士写真フイルム事件につきましては、被疑者、実行犯二名、指示者一名を逮捕いたしております。これらは暴力団員でございました。残りの事件については、現在捜査中でございます。